大峰山系の大普賢岳(1780m)

月  日  平成15年6月22日
メンバー   藤本 勇、小笹 孝、上堂竹寿、佐々木惣四郎、佐藤一良(卒年順)。
       (賛助会員)苑樹慶子、吉村治代。
       (現役) 木野英史、小椋 剛、住 知誉子、江崎香野子。
コース   和佐又ヒュッテ〜指弾ノ窟 朝日ノ窟 笙ノ窟 鷲ノ窟〜小普賢岳〜大普賢岳〜和佐又ヒュッテ

和佐又ヒュッテ前にて

9時。川上村、道の駅にて、上堂さん車、小笹さん車、佐藤さん車が、メンバーを乗せて其々の地より集合。途中にて先に一人で歩いていた現役の木野君を乗せ和佐又ヒュッテに向かいました。(彼は、先に行って山頂で皆を驚かそうと楽しい企みをしていたらしいのですが、残念な事に思惑は見事外れてしまいました)。9時50分に和佐又ヒュッテを出発。歩き出して10分もすると急な登りに現役組の先頭集団から少しずつ遅れだし、そのうち声も聞こえない位に遅れてしまいました。あいにくの小雨のちらつくお天気でしたが、心地よい風が体を通り抜け、しんどさを忘れさせてくれます。
 途中の窟には、不動明王が、祀られてあり信仰の山として開けた事が、覗われました。岩壁や谷の鋭さは、山の深さを語っていました。

  

左は元気組に遅れた熟年組。右は雨の中での山頂で記念撮影

12時5分。先頭組みより20分遅れの頂上着。その頃には、雨も本格的になり少し寒さに震えながらの昼食。12時30分。雨の為、予定を変更し、来た道を早々に下山。大台の山々の眺望は、望めませんでしたが、帰りは、体の余裕も出来、石楠花、ドウダンつつじ、ブナの木が持つ幹の文様の美しさや、赤くて蝋のような木の美しさに感嘆の声を上げ、雨の中充分に楽しみながら山を下りました。
 2時45分ヒュッテ着。帰りは上北山温泉にゆっくり浸かり、疲れも取れてのんびりとしたハイキングでした。ナメクジのような私の歩調(よくそう言われていました)に併せて歩いて下さって、余計皆さんにお疲れが出られている事と想いながら、又の山行きを楽しみにしています。
                              文責 苑樹慶子   写真 藤本 勇

雨の中で可憐な花が咲いていた

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