2003年度新人合宿

月 日 2003年6月6日〜8日
場 所 木曽駒ヶ岳
参加者 (現役)小椋 剛(理1)、江崎香野子(法1)、住 知誉子(法1)
    (OB)佐々木惣四郎、佐藤一良、兵頭 渉、片岡泰彦、藤本 勇、上田忠士。
        井本陽子(佐藤の友人)

木曽駒の山頂での全員の記念写真

記 録
 6月6日の夜、大阪・東京よりヒュッテ雪線に全員集合。深夜まで酒を呑む人、大声で喋る人、新人さんはよく眠れたかな。
 6月7日、兵頭、片岡、新人の小椋君は桂小場より西駒に向かう。
 他は8時20分に千畳敷のロープウェーイの駅を出発。メンバーは新人女性部員の住、江崎。OBの藤本、佐々木、佐藤とゲストの井本さんの6名。極楽平の手前の急斜面でザイルを出して新人をアンザイレンすると彼女達もザイルに結ばれているとの安心感からスリップしなくなった。

  

左は極楽平への道を登る。右は宝剣岳の山頂での住さんと江崎さん

千畳敷の駅より1時間で極楽平。高雲りで南アルプスは見えず。無風。
 宝剣岳の岩場を佐々木氏のリードで超え、12時半に木曽駒ヶ岳頂上。桂小場よりの兵頭、片岡、小椋パーティと合流。13時30分下山開始。浄土乗越からのカールで新人の雪上訓練。尻を濡らしながら、なかなかの進歩。雪上歩行の姿勢が見違えるほど良くなってました。
 夕食は名古屋から新人の顔を見にきた上田氏を交え10名で豪華スキヤキパーティ。
                         文責 佐藤一良

木曽駒の山頂付近で咲く高山植物

6月7日
西駒登山口(6:40)→大樽避難小屋(8:40)→将棊頭山(11:00)→木曽駒(12:45-13:15)→宝剣岳→
宝剣山荘(14:00)→伊那前尾根5合目(16:15)→北御所登山口(17:00)→バス道ピックアップ(17:40)
 朝一番、新人の小椋君、兵頭さんと元気よく出発。木曽駒までの高度差は約1600m
程。ゆっくりしていると途中であきらめる他ない。ちりめん坂、馬返し、胸突八丁の急坂を登り、約6時間で木曽駒に到着。本隊と合流しティータイム。
 宝剣からの下りは高度差約1500mだが、凸凹の少ないなだらかな歩きやすい尾根とにらんだ。ここまで来てロープウェーイに乗って下ることは、今日の行動に後メタさを感じる。
 しかし現実は、歩く人が少なく8合目からは雪が登山道を覆い、コンパスと地図とのニラメッコで現在地を確認しながら降りたので時間が掛かってしまった。疲労が高まる中、夕刻4時頃から雷鳴とどろき、雨が降る最悪の天気になってきた。
 泣き面にハチとはこのことだ。やっと辿り着いた北御所登山口のバス停には迎えの車はない。最終バスは既に出ているので歩くしか他ない。
 暗闇の中、ヘッドライトを付けた車が上がってくる。予想に反して藤本さんの運転する迎えの車だった。まさに『地獄に仏』の心境でヒュッテ雪線に着くことができた。
                   文責 片岡泰彦
6月8日
新人3名と佐々木、上田は車で池山尾根の最上部の駐車場まで行って、池山尾根を歩く。
快適なハイキングと森林浴を楽しみ、池山の山頂を登ってから下山。

新人さんに囲まれてご満悦の上田君

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