ヒュッテ雪線のリフォーム

小屋番 久保田淳三

1997年に駒ヶ根に山荘を建設以来、多くの会員やビジターが山荘を訪問されました。近くに「こまくさの湯」があり、近年には徒歩で行ける「こぶしの湯」も出来て、山荘の浴槽を利用する人は少なく。風呂場のスペースを有効活用する話しが起こりました。従来の食器棚や本棚のスペースをなくせばリビングが広くなる。
 10人以上の人が利用するときトイレが一つしかなくトイレの増設と汲み取り便槽を浄化槽に変更する案も提出されましたが、年間10人以上の利用は3件ほどであり、浄化槽からの放流水を流せる水路がなさそうなのでトイレ関係は現行のままで行くことに決まりました。
 また2階の寝室にはザックなどを置く場所がなく上着をかけるものもなかった。
 このような改装の意見が会員の中から出て幹事会で正式に工事の着工が決まりました。

 かねてより懸案の改装は去る2004年9月18〜20日。2日の工程が浴室の撤去と床、壁の造作に手間取り、丸まる3日かかってしまいました。
 
1、浴室の撤去/浴室のあとに食器棚、書棚を納め、冷蔵庫吊戸はキッチンと並んで設置。以後訪問される方は、ダイニングルームの広さとスッキリ感に驚かれることでしょう。ゆったりとお過ごしください。
2、2Fの両室に棚とフック設置/160〜170cmの高さに棚を取付けその下部に衣服、小物掛けのフック(全20ヶ)を取り付けました。これで寝室も広く使えるようになりましょう。
3、2Fバルコニーに物干設置/4.2mの物干竿(ステン製で延び縮みタイプ)2本使えるようにしました。
これからはフトン、毛布、洗濯物をどんどん干してください。不要のときは竿は室内に保管ください。
4、オーデオを買い替えました/ビクターのDVD、CD、MD×2、カセットが使えるミニコンポで、3スピー カー×2の高音質を存分にお楽しみください。テレビ放映は見れませんがお手持ちのDVDソフトがあれば映像は楽しめます。

↑食器棚や本棚がなくなり食堂は広くなり、椅子の足で蹴躓くこともなくなった

浴室がなくなる1  浴室がなくなる2

↑浴室のスペースを利用して食器棚や冷蔵庫が納まった

2階

↑二階には小物置き場や雨具などをかけるフックが出来た

食堂が広くなった

 DVDも見れるようになった

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