カウワイ島の休日
藤本 勇
↑連日のようにシュノーケルを楽しんだ海辺
2001年2月26日にホノルルに降り立つ。
メンバーは女房と85歳になる義母、女房の友人のOさんの4人連れ。この4人で一週間前までニュジーランド北島を4週間まわっていた。
ホノルル空港はまるで日本のどこかの空港のようだった。
ホノルルの市内もワイキキの浜辺も知らずホノルルは通過地点で、離島のカウアイ島まで40分のフライトで直行する。
この島は「シダの洞窟」などで有名です。外人の観光客が多く、日本と同様に観光バスで島内を巡ってます。
私達は空港でレンターカーをかりて、島の北西にあるブリンスビル・リゾートに直行。
リゾートの中にゴルフ場が2つあり。プリンスビルコースはアメリカでも有名なゴルフコースの一つ。
一度はプリンスビルコースでゴルフを楽しむのがゴルファーの夢。
リゾート地には電線が地中に埋設され、建物はココナツの木より高い物は建てられない規則になっている。
このリゾート地にPAHIOという会社のコンドミニアム(高級アパート)が三カ所あり、それぞれに1週間づつ泊まり歩いた。
「Ka Eo Kai」「The Shearwater」「Bali Hai Vilas」、英文ですがPAHIOのHPがあります。
興味のある人は覗いて下さい。
HPの中の「Resorts」をクリックして下さい。
↑映画「南太平洋」の舞台となったバリハイ
毎週、日曜日にはリゾート地にある高級ホテル「プリンスビルホテル」(日本のサントリーが大株主)でサンデーブランチを楽しむ。
ほとんどのアメリカ人は朝から日曜日なのでシャンパンを空けて、ゆっくり食事を楽しんでいる。
ブランチは一人35ドル。飲み物は別途。勿論チップがいるので大体50ドルになってしまうが、ホテルからの眺めは映画「南太平洋」で有名になったバリハイを目の前にして最高。
↑雄大なワイメアキャニオン
連日のように人気の少ない海辺でシュノーケルをして熱帯魚と戯れ、冷えたワインを呑んでは、デッキチェアに寝ながら読書をしていると睡魔に襲われ、そのまま昼寝をしてしまう。
晴れた日には断崖絶壁のトレッキングコースを歩きながら北太平洋を周回している鯨の潮吹きを見る。
物価は日本と同じように高かった。アメリカ人もハワイは高いので本土から食材などを持参している人もいた。
夕食後は同行のOさんが持参されたノートパソコンを独占?して、日本を出る前に小生宛のメールをHotmailに転送してあったので、全てのメールを読むことが出来てモバイルを楽しむ。
↑人っ子一人いない静かなポリハレビーチ
島の中央部には本場のグランドキャニオンの小型版のワイメアキャニオン、また西部のポリハレビーチには人っ子一人いない真っ白なビーチがある。
ココナッツマーケットで催されている子供のフラダンスにも親しみを覚える。
堤防がなくて岸には木々が覆い被さっているハナレイ川でカヤックを二日連続で楽しむ。昼間はクリーム色だが、夕方にはオレンジ色に変わる花が落ちて流れる美しい川。ゆっくりカヤックをするが上流に向かう時には力がいる。
夕方、テラスでジントニックを呑みながらバリハイに沈んでゆく夕日を眺めるのは時がとまったよう静かな一時であった。日によってはオレンジ、パープル、ワィンレッドと変わるのであきることはない。
狭い島なので3週間、ドライブした走行距離は1500キロで、1月に訪れたニュージーランドの一ヶ月の5200キロには及ばすゆっくりとした生活を楽しむことが出来た。
日本に帰国したのは3月17日。
↓断崖絶壁のナパリ・コーストを歩く藤本
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